第7回キツネの社mf使用パーティー 〜対面壁構築〜

ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ラティオス 臆病 流星群 電磁波 リフレクター 光の壁 光の粘土  
ハッサム 意地っ張り バレットパンチ 電光石火 虫食い 剣の舞 命の珠 テクニシャン
ウルガモス 控えめ 火炎放射 虫のさざめき 蝶の舞 日本晴れ ラムの実  
キノガッサ 陽気 タネマシンガン マッハパンチ 岩石封じ キノコの胞子 気合の襷 テクニシャン
ボルトロス 臆病 十万ボルト めざめるパワー氷 気合玉 悪巧み オボンの実 霊獣フォルム
スイクン 臆病 熱湯 冷凍ビーム 瞑想 眠る カゴの実  


第7回キツネの社mfで使用したパーティーです。
従来の対面構築を少しいじり対面壁構築としました。
壁ギミックを仕込むことにより、 差が生まれにくいミラー戦で戦いを有利に運ぶことができたり、天候パの驚異的な火力をシャットアウトすることができるのではないかと思いこのパーティーを組みました。


以下個別解説です


ラティオス(臆病)@光の粘土 流星群/電磁波/リフレクター/光の壁
実数値:157(12)-*-100-180(240)-131(4)-178(252)
[オススメ:175(156)-*-101(4)-162(92)-131(4)-178(252)]

このパーティの軸の一つでもある壁張りラティオスです。
壁を張るラティは耐久に振ることが多いがラティの耐久を考えると振らなくても耐えることも多く、高いすばやさによる先制壁によって相手の確1の技を確2にすることもできるため、耐久には振らずに火力を持たせるためCに多く振りました。
また、このパーティにおいてはラティほどのアタッカーとして性能の高いポケモンをサポートに特化させる必要はないと思いました。

電磁波はこのパーティのポケモンが中途半端なすばやさが多く相手に先制されてしまうところを逆転することができ、また痺れによるワンチャンスを得ることができることもメリットの一つです。

壁ラティが基本的に持っている置き土産を抜いている理由は置き土産をして全抜きを狙える状況はこのパーティにおいて基本的になく、このラティはサポートだけではなく流星群をうつという準アタッカー的な役割を持っているのであえて置き土産の採用はしませんでした。

また、交換によりACダウンのリセット、さらにSが相手が上の不利対面を作られた場合舞った意味がほとんどなくなることが多いため、交代後もSの関係が変わらない電磁波を採用しています。この選択は間違っていなかったと思います。

壁張り役にはライコウアグノムなど他にも優秀なポケモンがいますが、あえてラティオスを壁役として選んだのは、スタン風に組むことでラティが眼鏡などの火力持ちか粘土持ちか分からせないことでラティの前でうかつな行動をさせないようにすることができるからです。

また、有利対面を取ることで相手は引くしかなくそこに壁や電磁波をうつことでアドバンテージを生み出すことができやすいポケモンだと思います。





ハッサム(意地っ張り)@命の珠 バレットパンチ/電光石火/虫食い/剣の舞
実数値:146(4)-200(252)-120-*-100-117(252)

このパーティにおけるエースの一体。
剣の舞からのバレットパンチは非常に強力で珠を持った意地っ張りガブリアスの逆鱗と同じ威力がでて紙耐久なポケモンならまず一発でもっていきます。

このパーティにおいては珠ハッサムで全抜きすることは考えておらず、削りや後処理をするということを役割として考えています。しかし、相手のパーティによっては全抜きできるビジョンが見えたら積極的に狙っていくというスタイルで運用してます。

少しSを削ってHに回している人がいますが個人的な考えとしてありえないと思っています。たかだかHP実数値が4程度増えたところでダメージ量に大した差はありません。ならばSに全て振り、抜くことができる敵を増やすべきだと思います。ハッサムのすぐ下には準速バンギラスもいてそこを調整先としているポケモンも少なからずいるためです。

また、このハッサムはラティのめざ炎技持ちの有無を確かめるため初手に出すこともよくあります。仮にラティがめざ炎を持っていた場合交代からこちらのラティで相手のラティを縛ることができ、有利対面を作り出すことで展開を有利に持っていくことができます。

初手にこのハッサムを出すことでオッカや鉢巻を臭わせることができラティの壁への警戒を下げることにも一役かっています(身代わり持ちだったらごめんなさい)。





ウルガモス(控えめ)@ラムの実 火炎放射/虫のさざめき/蝶の舞/日本晴れ
実数値:173(100)-*-85-170-145(156)-152(252)

このパーティのエース兼メタ要因の一体。
蝶の舞からの攻撃はたとえ半減といえどかなり削る火力であり、特殊ポケモンの攻撃は雀の涙のような火力になってしまいます。

このパーティにおいて若干重いラティオスに強くするためににHDは眼鏡ラティオスの流星群を93.7%で耐えるように振ってあります。
Sは抜き性能を高めるため全振りとしました。控えめラティなどを考慮すると臆病にしてもいいと思います。

それと、試してはいませんが火炎放射をオーバーヒートにしてもあまり問題ないと思います。命中の関係と炎技を打つ相手が火炎放射で足りることが多く、連打するときのことを考えて火炎放射を選びました。

カバなどに欠伸をされたときの保険やガッサに対しての一応の保険、状態異常の回避としてラムを持たせてます。

また、普通のウルガモスにはない「日本晴れ」を搭載しています。

日本晴れは対カバドリに対して最も有効打となる技と考えています。カバドリに多いラティオスはこのパーティに選出しやすくカバ+ドリュ+ラティの三体で選出されることが多いです。

また、最近のカバは岩技を切ってることが多く有効打が地震ぐらいしかなくステロで削ること以外対処の方法が厳しいです。仮に吹き飛ばしをされたとしても天候を書き換えられているためカバは一度引くしかなく、またカバドリに対しての基本選出はウルガ+ガッサ+スイクンであるためどちらに交代されても有利対面を作り出すことができ負担をかけていくことができます。

日本晴れはカバドリメタとしてだけではなく水半減といった使い道もでき、水ポケを無理やりに突破することができるため腐ることがなく、さらに自信の技も強化できるため悪くない技だと思います。
ただ、3ウェポン目の技がないため抜き性能が若干低いことが難点です。

雨パに対しては相手のパーティが脱出雨でないと判断できた場合には日本晴れを使っていくことができると思います。脱出雨に対して使えない理由は必ずと言ってもいいほど持っているニョロトノのアンコールがかなりきつく交代を挟むとまるで意味がないからです。
普通の雨パのニョロトノもアンコールを持っている可能性は十分にあるため過信はできませんが、普通の雨パに対してはラティを絡めた選出が多くウルガモスの選出はそれほどないと思います。

このウルガモスは非常にカバドリに対してのメタが強く、カバドリに負けたことは一度もないです(今のところは・・・)。

注意:現環境のカバドリに対してのメタであるため今後はメタとして機能しにくくなる可能性があります。





キノガッサ(陽気)@気合の襷 タネマシンガン/マッハパンチ/岩石封じ/キノコの胞子
実数値:136(4)-182(252)-100-*-80-134(252)

このパーティにおけるサポート兼準エースの一体。
はっきり言ってキノコの胞子は強いです。これにつきます。

スカーフ相手への確実な胞子や攻撃のための襷。特にスカーフバンギ相手へのキノコの胞子は格別においしくハッサムの確実な起点にすることができます。

ミラーも考えてSは最速としました。

タネマシンガン、マッハパンチは確定として岩石封じは採用するかどうか非常に悩みましたた(命中の関係で)。

同じ岩技で命中率が少し高い岩雪崩がありますが、ダメージは変わらなく怯みかSダウンと命中の違いになります。
ウルガモスを倒すだけならば岩雪崩を選びたいのですが、SダウンによるS関係の逆転という点が非常に大きく、本来ならば1発しかうてない相手に2発うつことができ倒すことのできる範囲が広がることや、例としてカイリューと対面した際に竜の舞からの逆鱗による全抜きを防ぐことができること、後続で倒しやすくすることができるようになるため岩石封じを選びました。

また、パーティにいるだけで強いということや天候パに対して有利なところも採用の理由です。





★霊獣ボルトロス(臆病)@オボンの実 十万ボルト/めざめるパワー氷/気合玉/悪巧み
実数値:167(100)-*-96(48)-178(100)-101(4)-168(252)
[よりいい調整:175(164)-*-91(8)-176(84)-100-168(252)]

このパーティのエースの一体。
よくある調整のボルトロスです。悪巧みからの攻撃はすさまじくほとんどのポケモンを戦闘不能にします。また耐久もそこそこ高くエースとして珍しく電磁波により機能停止にならないというすばらしい抜き性能を発揮します。

気合玉は命中が不安定なため本当は使いたくないのですが他に代用できる技がないので複数回試行回数を稼ぐことで補ってます。

私個人の考えとしてボルチェンが一通するパーティはありえないと思っているので一通を防ぐポケモンとしても大切な存在です。

また蓄電という電気無効の特性が強く電気が弱点のポケモンとの関係が非常に良いです。拘り系をロックしたときは無条件に悪巧みを一回積めるためいいシナジーがあります。

地球投げをオボン込みで4回受けることができ、タイプ的にも受けループや受け気味のポケモンにに対して強い存在です。

壁下において絶対的なエースとなる今回のパーティの主役です。





スイクン(臆病)@カゴの実 熱湯/冷凍ビーム/瞑想/眠る
実数値:201(204)-*-146(84)-110-135-146(220)

このパーティのエースの苦手とするポケモンの補完を担う一体。
最速のカイリューマンムーなどに対して有利に試合を運んでいくために最速80族抜きまでSを振りました。またガッサに隙を見せないためガッサ抜きは必須だと思いました。

天候パに有効な一体でストッパー的なこともでき、瞑想による抜き性能もあり、ボルトロスとの関係も強いため非常にバランスがよく安定感をもたらす一体だと思います。





〜その他〜

基本的にハッサムが苦手とするポケモンに対してはボルトロスが強いため、相手のパーティを見て選出の判断がしやすかったです。また壁を絶対張らなければいけないということもなく、スタン的な感じで選出することもできるので、幅広くどんなパーティ相手にも柔軟に対応することができ個人的に使いやすかったです。
基本選出はラティ・ハッサム・ボルトで相手のパーティ次第でラティやハッサムの枠をスイクンやガッサにしたりする感じだと思います。

ハッサムの概念を捨てることができればこのパーティは使いやすくなると思います。

正直なところ本当はウルガモスの日本晴れを公表したくなかったのですが、準決勝の試合の際に生放送でも晒してしまったため、思いきって選出などについても書いてみました。

カバドリの使用者に日本晴れウルガモスを対策されたらウルガモスのところは他にも案として浮かんでいるポケモンがいるので、そのときはそのポケモンに変えてみたいと思います。
本音は、このウルガモスを使う人が増えてカバドリ絶滅したらいいなーって思ってます()


後でがんばってやる気出して対戦ログも書きたいと思います・・・。



最後に、スタッフの皆さん、参加者の皆さんありがとうございました。そして、おつかれさまでした。最高のオフ会でした!




めちゃくちゃかっこいい!!!
ありがとうございます!!!