パルシェン


パルシェン(意地っ張り)@王者の印 氷柱針/ロックブラスト/殻を破る/身代わり
実数値:153(220)-138(84)-200-*-65-116(204)

パルシェンに強化アイテムを持たせないとAに252振っても確定で倒せないことが多くそれならば試行回数を稼いだ方が強いのではないかと思い、このパルシェンの育成に至りました。

HPは220振りでちょうど4n+1となり身代わりを張るのにちょうどいい数値です。
Sは氷の礫を持たせていない都合上意地っ張りスカーフガブリアスを殻を破った後で抜ける116にしました。
そして残りはAに振りました。


なぜ身代わりを持たせているのか疑問である人がほとんどだと思われるので理由について述べたいと思います。

パルシェンは物理アタッカーに対して死にだしや後出しから繰り出し殻を破りどんどん倒していくというのが基本的なスタイルだと思います。

しかし、このときに生じるのが今の環境どのパーティにも入っているであろうパルシェンのストッパー的なものの存在です。
場合によってはせっかく破っても何もせずに交代するということもあると思います。

その状況を解決してくれるのが身代わりだと考え、流し際に身代わりを張ることで一度はほぼ安全に攻撃できることに着目しました。

また倒せると判断できた場合には殻を破り身代わりを盾に無駄なダメージを受けることなく攻撃することができます。
この一度は・・・、というのがポイントで、この際パルシェンが抜かれるか抜かれないかによる低速ポケモンのスカーフの判断ができます。

また、ここで持ち物である王者の印の効果で嬉しいダブルアップの可能性もあります。
もしパルシェンが先制し攻撃できた場合40%の確率でさらにもう一度攻撃ができます。それは殻を破ってからの攻撃と同じダメージになります(急所率は無視する)。

さらに身代わりは相手の補助技を無効化することができます。
仮に相手が電磁波などでパルシェンの機能停止を狙っているとすると身代わりはとても強い技になります。Sに多く振っているため先制身代わりが成功することも多く、一つのアドバンテージを得ることができます。


重要なこととして
印の効果は最後のあがきや1チャンぐらいに思っていた方がいいと思います。
私自身、このような運に大きく左右されるのは嫌いなのですが、このパルシェンに関しては怯ませることを第一に考えているわけではないので、採用することができました。
ただ、どの持ち物よりも勝ち筋を残すという意味では一番強いとおもいました。


パルシェンの使い方ではないと思うかもしれませんが、私のパーティではこのような立ち回りが適していると考えたためこのような型に至ったとだけ言っておきます。